茶漉しで入れるコーヒー

「コーヒーが飲みたい」

元々好きですが、時々、無性にそう思うときがあります。

休み中で実家に帰省して数日経った今回、この波が来ました。

でも、ものすごく悲しいことに、そのコーヒーが手元にない。というのも、自分以外の家族はコーヒーが嫌いで、基本的に家にはコーヒーなんかないからです。じゃあ買いに行くしかないか・・・・・・となり、スーパーまで走りました。

コーヒー好きと言ってもライトな方なので特にこだわりはないですが、強いて言うなら酸味はどちらかというと弱めで、コクがあるものを選びます。ちょうど特売だった「ちょっと贅沢な珈琲店」の棚の前で、スタンダードなスペシャブレンドにするか、期間限定の冬のブレンドにするかで数分悩みました。

結局「冬」のワードに軍配が上がり、今回は冬のブレンドに決定。

家に帰り、さあお待ちかねのコーヒータイムということで、さっそくフィルターをセットしコーヒー粉を投入。

実は、自分でフィルターをセットして淹れるやり方は初めてでした。そういう淹れ方に憧れはあったものの、やっぱりインスタントやドリップパックの方が手軽ですし、味も十分美味しいので。あと、道具もない。

なので、今回は急遽百均で調達したフィルターをなんと茶漉しにはめて使うという、邪道もいいところなやり方で淹れました。

まずお湯を少し入れて、コーヒー粉を蒸らす。袋を開けた瞬間とこの時の香りが1番好きです。かさが十分減ったら、次のお湯。茶漉しから溢れてしまわないように、ゆっくり少しずつ入れます。泡だったコーヒーが落ち着いたら、また次を入れる。4、5回繰り返したら終了。

結論、茶漉しでも何とかなりました。

初めてのやり方で準備不足なことだらけでしたが、ちゃんと美味しかったです。フィルターと茶漉しさえあれば、コーヒーは淹れられる。本当によかったです。コーヒー欲が無事に満たされました。

でもさすがにずっと茶漉しではコーヒーに申し訳ないので、いずれちゃんとした道具を揃えたい・・・・・・。実はタイミングよく、懸賞でコーヒー豆が当たったばかりなので、豆を挽く道具も買う予定です。安いものになると思いますが、楽しみです。